店員の元ネタ
本編ストーリーに関与しないイグ・ラーナのショップ店員は、他のゲーム等に登場したキャラクターのオマージュ出演となっている。
顔触れはPC版(Playsm, Steam)とコンシューマー版(Switch, PS4, XBox)で大きく異なっており、
・PC版は、主に1980年代のパソコン(MSXなど)用レトロゲームのキャラクター
・コンシューマー版は、主に他の最近のインディーズゲームのキャラクター
となっている。
他作品からオマージュ出演している店員の一覧(PC版)
| 所在 | 名前 | 元ネタ |
|---|---|---|
| 世界樹の根 | コロボック | アスキーが開発、堀井雄二がシナリオを手がけたADV「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ」(1984)に登場する 炉端焼き店「コロポックリ」の従業員「ゲンさん」 机の像は劇中に登場するニポポ人形。 |
| 妖精界 | ピムウ | 日本ファルコム開発のARPG「イース」シリーズに登場する商人「ピム」 拾ったものでも平気で値を付けて売り出すという設定に共通点が見られる 机の鏡とアヒルは、元の作品で売っていたMIRRORとWINGを模している？ |
| 不滅戦場 | よろず屋ペイバルサ | ザインソフトのARPG「トリトーン」(1985)のボス「ペイ・バルーサ」 本来は鎧戦士の姿だが、MSX用のカセットテープ版でだけは何故か蜂の着ぐるみのような格好での登場だった |
| 不滅戦場 | 救助隊員ヒロ・ロドリック | アクティビジョンのアタリゲーム「H.E.R.O.」の主人公Roderick Hero |
| 不滅戦場 | 温泉宿ハジャ | 工画堂スタジオのRPG「破邪の封印」(1986)に登場する、街の「長老」 |
| 炎氷の梢 | アイテムショップBTK | コナミのMSXゲーム「シャロム」(1987)のパートナーキャラ「ブタ子」 |
| 炎氷の梢 | 爆発屋ミノ | ブレイングレイのRPG「ラストハルマゲドン」(1988)のキャラクター「ミノタウロス」 店でのポーズは原作のオープニングで登場した時の一枚絵を再現している |
| 炎氷の梢 | 温泉宿アニマル | エニックスのMSXゲーム「アニマルランド殺人事件」(1987)の部下「おいどん」 |
| 神族の城 | ソフト屋シュホカ | エニックスのPCゲーム「ジーザス」の女医「朱芳花（しゅ ほうか）」 元のゲームではベッドマナーを教えてくれる（残念ながら未遂） |
| 霜の巨人殿 | 寺院ハイドラツ | T&E SOFTのPCゲーム「ハイドライドII」(1985)の僧侶 元のゲームでは攻撃力を上げる訓練所の店員NPC。ミニゲームで殴り合うことになる |
| 死者の門 | ショップ・アイティム | 日本ファルコムのPCゲーム「ザナドゥ」(1985)の隠しアイテムショップ店員 元となるキャラクターと同様に英語で話す。当時は（容量や機能の都合上）日本語表示できないゲームも多かった |
| 高天原廟 | ゲーム屋アシュギネ | MSXのゲーム「アシュギーネ」シリーズの主人公 円筒形の物に執着してるのは、パッケージ絵の鎧の股間部分がネタにされたことから。 なお、前作La-mulanaのオリジナル版では、股間に円筒をつけた第四の子の壁画と、アシュギーネBGMの旋律を使用した楽曲があった。 |
| 天者迷宮 | 雑貨屋メガ六 | カプコンの名作アクションゲームの主人公「ロックマン」の海外名義「MEGAMAN」 初期作品の海外版パッケージでは日本におけるロックマンのイメージとは似ても似つかない外見で描かれていた |
| 戦死者の館 | バーゲン・ダック | コンパイルのMSXゲーム「魔導師ラルバ」(1988)の仲間キャラ「ハーゲンダック」 のちにPC98用ゲーム「魔導物語ARS」にも登場 |
| 冥星霊殿 | 武器屋ケロ | 開発室Pixelのパソコンゲーム「ケロブラスター」(2014)の主人公。この店員だけレトロ作品出身ではない。 クラウドファンディングにおいて開発室pixelの中の人も寄付したことがきっかけでのゲスト出演。 なお、同作の体験版と言える「Pink hour」ではエンディングでLa-mulanaが言及されている 机の上のピンクの物体はPink hourの主人公であるOLのコモモさん |
| 原祖混沌 | ゲーム屋ベノム | コナミのシューティングゲーム「グラディウス」シリーズの悪役「ヴェノム博士」 (初出はMSXの「グラディウス２」(1987)) 机の上にはグラディウスシリーズに登場する敵、モアイを模した像とモアイの出す弾（リング）が置いてある。 |
| 原祖混沌 | 温泉宿サイキック | 工画堂スタジオのPCゲーム「サイキックウォー」のサポートアンドロイド |
| 邪怨回廊 | 店妖精フェアリラン | T&E SOFTのPCゲーム「ハイドライド3」(1987)に登場する妖精。店名は舞台となるフェアリーランドから。 |
| 各地 | 妖精ギルド | ゆでたまご氏のマンガ「キン肉マン」。 長男がキン肉マン、次男がラーメンマン、三男がウォーズマン |
他作品からオマージュ出演している店員の一覧(コンシューマ版)
PC版から差し替えられた店員のみ掲載する。名前の項目のカッコ内はPC版での店名。
（武器屋ケロはPC版から登場しているが、同じく昨今のインディーズゲームのキャラクターなので再掲する）
| 所在 | 名前 | 元ネタ |
|---|---|---|
| 炎氷の梢 | 猫の店コティヤール （アイテムショップBTK） | Bombserviceの2D探索型アクションゲーム「Momodora:月下のレクイエム」から「コティヤール」。 原作では修道院の奥で5匹の猫と一緒におり、 主人公に文字通りキーアイテムとなる鍵を与える役目。 |
| 炎氷の梢 | 温泉宿ルベラ （温泉宿アニマル） | Bombserviceの2D探索型アクションゲーム「Momodora:月下のレクイエム」から「ルベラ」 原作では名物ボスとして登場。 撃破した際に「小賢しい娘だこと…。これ以上あんたとなんか構ってられないよ！」と言いつつもう一回出てきてしまう。 原作ではサイズ感がより大きく、あたり判定はまさかの「胸」。 Momodoraユーザーによるスクショの大半がこのルベラ戦で占められている程の人気キャラ。 |
| 死者の門 | ショップ・ブキャナリィ （ショップ・アイティム） | D-Pad Studioのアクションアドベンチャー「Owlboy」から「ブキャナリィ」 ひもを引くと落ちてくるのは彼女のペット「ボギン」 |
| 高天原廟 | 道具屋ダウンウェル （ゲーム屋アシュギネ） | もっぴん氏の2Ｄジャンプアクション・シューティングゲーム「Downwell」から、ショップの店員（お地蔵様） 持っている錫杖にはゲームの舞台である井戸と、そこに飛び込む主人公がデザインされている |
| 天者迷宮 | 便利屋ボーダーパンツ （雑貨屋メガ六） | トビー・フォックス氏のRPG「UNDERTALE」から「バーガーパンツ」 縦縞パンツを履いたバーガーパンツで「ボーダーパンツ」 原作での激しい顔芸ぶりが見事（？）に再現されている |
| 戦死者の館 | ショップ・ヴァルハラ （バーゲン・ダック） | Sukeban Gamesのサイバーパンクテキストアドベンチャーゲーム「VA-11 Hall-A」から「デイナ」 |
| 冥星霊殿 | 武器屋ケロ | 開発室Pixelの2DアクションPCゲーム「ケロブラスター」から、主人公の二足歩行カエル 原作での身分はC&F（キャット＆フロッグ）社のサラリーマンで、兵器を使った「大そうじ」を担当している なお、同作の体験版と言える「Pink hour」ではエンディングでLa-mulanaが言及されている 机の上のピンクの物体はPink hourの主人公であるOLのコモモさん |
| 原祖混沌 | ゲーム屋コーニファー （ゲーム屋ベノム） | Team Cherryの2Dアクションアドベンチャー「Hollow Knight」から「コーニファー」 原作では放浪の地図職人として各地に現れ、出会った場所の地図を売ってくれる 彼の読んでいる新聞には同作のキャラクター「ホーネット」の写真も載っている |
| 原祖混沌 | 温泉宿腐った水の底 （温泉宿サイキック） | Novectacleのノベルゲーム「ファタモルガーナの館」から「ミシェル」 ファタモルガーナの館は以前にもNIGORO製ゲーム「薔薇と椿」でコラボを実施している |
イグ・ラーナ外の店員
イグ・ラーナの外にある下記のショップ店員は、前作La-mulanaからの続投。
| 所在 | 名前 | その他 |
|---|---|---|
| 旅立ちの村 | ネブル | 前作では数少ない女性キャラであり、薔薇と椿とLa-mulanaにも出演している。 冷やかすとキレて顔が怖くなるのはオリジナル版からのお馴染み要素。 今作では足繁く通うことで解禁できる実績がある。 |
| 旅立ちの村 | シドロ | 前作からほとんど変化なし。 |
| 旅立ちの村 | モドロ | 前作からほとんど変化なし。 |
| 導きの門 | ヒーネル | 前作では店員ではなく、村の祭壇前でアルゴス撃破のヒントをくれた。 背後のポスターに描かれているのは前作La-mulanaのルームガーダー「アルゴス」（何故か動く） |